松木武彦氏の「美の考古学-縄文土器を中心に-」講演

NHK番組(日本のあけぼの:1月3日放送)にも出演され、「美の考古学ー古代人は何にみせられてきたか」などの著者・松木武彦教授(国立歴史民俗博物館)の講演会が1月30日(月)朝日新聞東京本社本館2F読者ホールで開かれた。テーマは「美の考古学ー縄文土器を中心にー」で土器などのスライドをまじえながらの下記のような流れで説明。

そもそも「美とは何か?」に対し、「見る人の心に何らかの感情や認識を喚起する心理的機能をもつ、ものの形状・色彩・質感など」とし、美の期限と発展を約60万年前のホモ・エレクトゥス、約20万年前のホモ・サピエンスなど段階を追って説明。

縄文土器の文様の非対称、非反復、不連続、曲線、奇数をスライドをみせながら、それが「意味的処理の活発化」になっているとし、その縄文土器の美を生んだ社会がどのようなものであったかというテーマに迫った。

そのほか、中期の土偶と晩期の土偶の比較など、道具と社会の関連性に関する興味深いテーマに触れ、考古学ファンを引き付けていた。

松木武彦

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