「発掘された日本列島2016」取材レポート

東京江戸博物館で「発掘された日本列島2016 新発見考古速報」が開催されている。
縄文時代のコーナーでは、黒曜石がザクザクでてきた長野県「史跡 星ヶ塔黒曜石原産地遺跡」、国内最大級の岩偶が出土した北海道の「館埼遺跡」、石斧づくりで栄えた拠点集落ともいえる「六反田南遺跡」などの遺物が大きく展示。特集コーナーでは、東日本大震災後、進められた発掘調査(石峠Ⅱ遺跡、津軽石大森遺跡、中沢遺跡、内山遺跡、谷原遺跡、高橋遺跡、段ノ原B遺跡)も展示されている。特に段ノ原B遺跡の縄文時代に起こった地割れの痕跡の写真は目をひく。大地震によるを目のあたりにしながらも暮らし続けた縄文遺跡として紹介されている。(撮影、個人的なブログ掲載可)

★黒曜石がザクザク出土! 193カ所の採掘跡がこれまで確認されたという。
これら黒曜石は、東北地方から東海・北陸地方までのきわめて広い範囲に供給された。

【星ヶ塔黒曜石原産地遺跡】(長野県下諏訪町)
星が塔黒曜石原産地遺跡

 

★国内最大級の岩偶(写真)が出土!長野県産黒曜石も出土しており、その移動距離は最長。
この遺跡は三内丸山遺跡と時期や距離から盛んに交流していたと考えられるという。
【館埼遺跡】(北海道福島町)

館埼遺跡

 

★石斧づくりで栄えた拠点集落。磨製石斧とその未成品は、合計2000点以上!
遺跡の居住域の東側には廃棄域(土器や石器、食べかすなどを捨てた区域)を区画する石列が。
【六反田南遺跡】(新潟県糸魚川市)
六反田遺跡石斧

 

★特集では、東日本大震災後、進められた発掘調査が続々…

石峠Ⅱ津軽石大森

中沢遺跡内山遺跡

谷原遺跡段の原B遺跡

 


 

▼東京江戸博物館での「発掘された日本列島2016 新発見考古速報」は、7月24日まで。

以降は大津市歴史博物館、秋田県立博物館、高知県立歴史民俗資料館、北九州市立自然史・歴史博物館で巡回。
詳細情報は→こちら

江戸博物館

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