縄文に関心を寄せる有名人

▼「みんなの縄文」での取材は、若者を意識したものだけでなく、大人の縄文ファンへの考察もしてみました。
各界で活躍される有名な方にお聞きしてみたこともあります。

●漫画家・萩尾望都さん
「みんなの縄文」で三内丸山遺跡のイラストと一緒にインタビュー記事を掲載してあります。
http://jomonjin.net
インタビューでは「合理的な人間の作ったシステムや考えだけで幸せになれないのは、今も昔も同じです。祭りや儀式を通じてストレスを解消したり、人と一体感を持ったのではないでしょうか」という言葉が印象的でした。

●映画監督・龍村仁さん
三内丸山遺跡がでてくる「ガイアシンフォニー」の映画監督、龍村仁さんにも聞いてみました。
ガイアシンフォニーは「地球との共生と調和」をスピリチュアルな角度から美しい映像で迫ってくるドキュメンタリー映画です。第三番では取材途中、ロシアのカムチャッカで熊に襲われなくなった星野道夫さんの話を中心に展開されます。監督は最後のシーンを三内丸山遺跡で撮りたかったと語っています。生前、星野道夫さんは、日本人がアラスカ沿岸へながされてそこに住んでいる原住民と同じ祖先ではないかと考えていました。縄文の遺跡にとても関心を寄せていたといいます。

●編集長・新井敏記さん
「コヨーテ」で写真家の故・星野道夫さんに密着取材をしていたスイッチパブリッシングの編集長、新井敏記さんも語ります。
アラスカで星野道夫がアイヌの人たちの写真を見せた時、その人たちにアラスカのインディアンの人たちに同じ文化を共有しているといわれたことが、日本人のルーツに興味をもつひとつのきっかけになったこと。その中でも「ワタリガラスの神話」に着目し、それを追っていったのだそうです。ワタリガラスの神話はアラスカだけでなく、熊野など日本にも残っています。北海道のアイヌの人たちと遺伝子が近いという研究もあっていろんな話を旅の中で聞いているうちにモンゴロイドの旅の研究になっていったといいます。改めて『森と氷河と鯨』を読み返してみると、そんな想いが写真と文章から伝わってきます。


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